2008-03-19 12:27:31

神戸でムンク展を見ました

こんにちわ、ちいちいです!
楽しみにしていたムンク展を見に、
兵庫県立美術館に行って来ました。
もともと、王子動物園の近くにあった
この美術館、今ではHAT神戸にあって、
とても大きくて広くて綺麗でした。

ムンクといえば、「叫び」ですよね。
私も、それぐらいの知識しか無かったのですが、
叫びと不安と絶望の3連作みたいになってて、
不安な気持ちをあらわした怖い絵だったのですね。
(でも、肝心の「叫び」は、本物の絵がなかったんです。残念!)

女性を描いた絵は、
ポーズも衣装も違う3人の女性が出て来る絵が多くて、
それは、一人の女性の中に潜む色んな面を
あらわしているのだそうです。
確かに、女性は色んな顔を持っていますよね…。
そして、出て来る男性が、ことごとく顔色が
悪かったので、もしかしてムンクは、
女性に翻弄される人生だったのかしらと
勝手に想像してしまいました。

絵のタッチも色々あって、
下絵とかデッサンも展示されていて
色んな線、色を描いた上での
今のタッチなんだなぁとじっくり見てしまいました。

ムンクの中心的な作品を「生命のフリーズ」という
連作とみなして、組み合わせや配置の順序を
試行錯誤したという、装飾プロジェクトとしての
試みもありました。

全108点、人の抱える感情描き出す作品は
決して難解ではなく心にズッシリ来ました。

ムンク展、3月いっぱい展示されていますので、
興味があったら行ってみて下さいね。

★兵庫県立美術館 ムンク展
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0801/index.html

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