2007-08-24 10:00:00

東福寺で“4つのお庭”を味わう

最近、ステキなお庭を見に行くのが趣味になっているゆうこです。
昔は全然お寺やお庭には興味が無かったのに、不思議ですね。

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今回は、東福寺さんに遊びに行ってきました。
京阪電車に、そのものズバリな「東福寺」という駅がありますので、
子どもの頃から、その存在は知っていましたが、
なぜだか、1度も行ったことがありませんでした。

今回、お友達に「お庭にこってるの」と言ったところ、
「じゃあ、東福寺さんは見ておかないと!」と推薦されたので、
生まれて初めて、遊びに行くことにしました。

実際に行ってみると、考えていた以上に大きな寺院なのにビックリ!

「東福寺」駅が小さいので、もっとこじんまりしたお寺かと
勝手に想像していましたので、圧倒されてしまいました。

東福寺には、たくさんの見所がありますが、
お目当てのお庭は「方丈八相庭園」と呼ばれています。

方丈の四周にそれぞれ趣の違う庭を造った、他にはないお庭です。
1938年に、重森三玲氏が作庭したもので、
釈迦成道を表現しており、八相の庭と命名されているとか。

全部、ガイドブックのウケウリですが……

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400円を払って中に入ると、まずはお寺らしい枯山水の庭が見えます。

Img_3003 島に見立てた巨石と、砂紋による荒海が
繊細に書かれています。砂と石で
作られているにもかかわらず、なんだか
海が広がっているよう。
しばし見とれてしまいました。

Img_3014 お次は「井田市松」と呼ばれる庭で、
さつきの刈込みと砂地で作った、
大きな市松模様のお庭。裏には、小さな石を市松模様に配した
市松の庭が広がっています。あまり大きくはありませんが、
どちらも個性的で、不思議な印象でした。

お寺らしくない(?)モダンな印象も受けました。

Img_3001 最後は「北斗七星」をデザインしたというお庭。
宇宙をあらわした庭なんて、
想像したこともありませんでしたが、
意外にマッチしていて気に入りました。

平日ですとあまり人も多くなかったので、
ゆっくりとお庭が楽しめるかもしれません。

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お庭を堪能した後は、駅前まで戻って「丹波屋」さんでご飯をいただきました。

創業明治42年、東福寺御用達のうどんと寿司のお店。
創業時から変わらぬ方法で、丁寧にダシをとって
お料理を作っていらっしゃるそう。

Img_3070 京湯葉を流れる川に見立て、もみじ麩、粟麩の揚煮、
しいたけなどを浮かべ、秋景色を描いた、
名物の「通天もみじうどん」(750円)を1杯ずつ頼み、
さらに京都らしい鯖寿司(900円/6切)を2人でペロリ。

ちょっと甘めの出汁が効いた、やさしい味わいのおうどんに
大満足して家に帰りました。

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「東福寺」
通天橋・開山堂、方丈八相庭園各400円
http://www.tofukuji.jp/

「丹波屋」
京都市東山区本町13-237   

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コメント

さくら

こんにちは。
先日ゆうこさんが書かれていた勧修寺にコメントしたさくらです。
東福寺のお庭もステキですね。
私も東福寺の駅は通過ばかりで・・
涼しくなるのを待っていたら、行きたい所がいっぱい出来てしまいそうです。

ゆうこ

さくらさんコメントありがとうございました。

東福寺、お庭がとってもステキでしたよ。紅葉の名所でもありますので、晩秋に行くのもいいかもしれません。

すごく混むみたいですけどね。

はなだるま

お庭を見るなんてこと、考えてなかったです!
なんだか優雅な趣味ですね。
お話を読んでいて、私はもみじうどんがかなり気になってます(^_^;)

ゆうこ

はなだるまさん、コメント有難うございます。

優雅… なんですかね~? とっても心癒されることは確実です!

もみじうどん。粟麩の揚煮サイコーですよ~。ぜひぜひ♪

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